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スケールが違う!神社の修繕

湯沢市内の神社にて、屋根の修繕工事の木工事部分を担当し、無事に90%終えました。お盆まであと1日もかからず終えれそうです、一安心。それが一番の本音です。
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築100年程は経過しているらしいその屋根は、部分的な損傷が激しく、一部では90%近くもの断面損傷がみられ、屋根の形を保っているのが精一杯の状況でした。修繕の跡もみられましたが、それは見た目の醜さを解消したに過ぎず、そもそもの強度不足への補強には至っていないものでした。
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予算と短工期であったため、限られた補強方法での修繕となりましたが、
「これで、冬に屋根が落ちるか心配しなくていいよ。いがった~(良かった)」
と労をねぎらっていただき、本当にうれしく思います。
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・・・
いい経験をさせていただきました。一つ一つの部材がでかい。
「おれが若いころ、この屋根葺き直したんだ!」と、地域の国宝級クラス?の板金屋さんから当時の話を聞いたり、宮大工さんの仕事とまではいかいない建物ですが、最近では見れない当時の裏側を垣間見ることができました。やはり、「当時を真似て作る」という滅多に無い経験ができたことが一番の収穫です。
ラスト1日。もうひと頑張りです。

by iwamurakensyo | 2013-08-12 01:04 | 現場コラム  

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