冬のオガールへ

やはり来たかという大雪に見舞われている横手を離れ、お隣岩手の紫波町、オガールへ。
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横手のテンションが下がってしまいそうな暗い空に比べ、同じⅡ地域とは思えない程の明らかにお出かけ日和な紫波の空は、羨ましいの一言です。おかげかオガールでも屋根から垂れ下がる雪庇(屋根の固まった雪がずり落ちて迫り出している状態)が見えました。成長した雪庇が今にも落っこちそうで、ちょっと危険かなと。雪の降るとこ、同じ問題抱えてるんですね。

一番の興味は木質チップで地域暖房をしている冬の現状はどんなものかということ。
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現状、オガールベースと住宅街区に供給されている熱は十分で、年間暖房負荷48kWh/m2以下のエコハウスは快適温度そのもの。大開口のトリプルガラスから入る温かみと高性能且つハイセンスなZEROサッシには、一同興味津々。写真にはありませんが、やはりドレーキップいいですね。網戸の問題を考えるとどうしても内付網戸は、内観のやぼったさと、虫の問題が切り離せません。上げ下げ窓であれば網戸が外に付くので、結構多用していましたが、風当たりの強い地域では隙間風の風切り音が防ぎきれません。その点ドレーキップ窓は、風雨の侵入の可能性を除けば、網戸も外付け出し気密性も十分確保できるます。かつ室内に存在感を現してしまうロール網戸のぼっこり感のないすっきりとした内観が得られます。ZEROのすっきり感は群を抜き、おしゃれです。

話は窓へそれましたが、地域暖房なんかいいですね。これからの地方のキーワードになる感じがします。やはり地域資源としての木質利用は、効率の面から考えると発電と比べると熱利用が適だと考えます。それが紫波町のようなまとまった地域で活用できるなら、小規模発電よりも最高に恩恵ある取り組みだと思います。熱ロスを考えると、エネルギー源から供給側への配管の断熱も重要となってきます。横手のような豪雪地域では、道路沿いに配管することで配管からの熱ロスは融雪効果が期待できてしまうかもしれません。(と、いうだけは簡単ですが)
ひとまず始め易いのは家庭への木質暖房機器の導入です。活用されるべき乾燥木材の廃材が豊富にあるならばペレット製造&ペレットストーブ、林業が盛んであればもちろん薪ストーブ、横手のような田んぼばかりが広がる地域ではもみ殻を活用したモミガライトの薪ストーブ利用が最良の選択肢の一つだと思います。

といっても北海道よりも灯油消費量の多い秋田では、まずは建物の省エネルギー化が先でしょう。


余談ですが、ドイツでもなかなかうまくいってない木質廃材利用のバイオマスのエネルギー発電みたいですが、横手のバイオマス発電はどうなのでしょうか?良くも悪くも、次への糧とするなら正しい結果を公表していただきたいものです。
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by iwamurakensyo | 2014-12-07 23:04 | ローエネルギー  

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