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住宅の断熱性能の違いと温度差

こちらは壁に200mmの断熱材があったり気密をしっかりとっている住宅
赤が外気温、青がトイレの気温
トイレに暖房器具を設置しているわけではない。リビングの薪ストーブを定期的に着火している。
住宅の断熱性能の違いと温度差_f0084138_10411621.jpg

こちらは 築10年くらいの基準法的な家。「家主は寒いのさ」というリビング
赤がメインのリビングの気温、外気温はほぼ上のグラフと同じと思われる
リビングは暖房室。起床時、帰宅時にFFストーブをON・OFF
住宅の断熱性能の違いと温度差_f0084138_10411921.jpg
生活スタイルは違うし暖房方式も違うので厳密な比較ではないが、上のトイレの温度が、下のリビングの平均気温付近で安定的に推移していることがわかる。そして、直接暖房されていない部屋の温度が外気温にはほぼ影響を受けていないこと。これはしっかり住宅が外と内の環境を区切ってくれていることを現している。

考察すべき点、測定条件を考え直さなければいけない点などまだまだやれることはありそうだけど、この2つのグラフからざっくり分かることは、
断熱気密をしっかりしている家は、おだやかだなー ということ。




by iwamurakensyo | 2017-02-28 10:53  

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