カテゴリ:ローエネルギー( 32 )

 

鍋倉の家いよいよ

貴重な青空に覆われた一日。

「少しでも今のうちに、、、」
と、クレーン作業も日暮れまで続きました。
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天気予報には雪マークが現れているのですが、
「絶対信じてやるものか」

とはいうものの、やはり断熱・気密作業も伴うフレーミング作業はとても気を使います。濡らしたくは無いし、気密テープもしっかりついてほしいし、雨は作業の延期を伴うので出来れば遠慮してくれないかなと、毎日お願いしてみたりして 笑


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by iwamurakensyo | 2016-11-07 21:31 | ローエネルギー  

断熱が100か0の違い

あまりに暑すぎるので、ちょうど計測器の新調もあり、作業場の猛暑っぷりをテストしてみた。
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グラフの赤は岩村建匠で事務所として使っている作業場の2F。夏になると日中の事務作業はまさに灼熱地獄で、人にもパソコンにも悪影響を及ぼすので3年前、念願のエアコンが導入されました。16畳ほどのこじんまりとした事務所ですが、エアコンは2.2kwと家電屋さんで表記の6〜8畳用のものです。青は同じ作業場の2階の倉庫、資材置き場です。どちらも同じ建物の2階にありますが、断熱仕様が全く異なります。

事務所 
天井:GW200mm 
壁:100mm 
床:スタイロ100mm

倉庫  
天井:0mm 
壁:0mm
床:0mm

倉庫は、いわゆる無断熱です。もちろん最近の住宅ではありえませんが、築40年無断熱という住宅は珍しくありません。事務所は省エネ基準程度の断熱材に包まれております。気密測定はしておりませんが、施工時の感覚と事務所一室という気密処理の無駄の無さからC値1は切ってると思われます。

グラフを見ると水色にレイヤーがかかっている部分がエアコン起動中の時間帯です。文明の利器に感謝の快適空間でございます。さて、注目すべきは事務所を出てからの夜〜朝の時間帯です。日中とは逆転し、事務所の中のほうが気温が上になってしまっています。
理由は断熱材の違いです。16畳の室内の本や家具に蓄熱された熱を断熱材が保温しているため、外気の低下に追従することなくゆるやかに外気温に引っ張られ温度が下がっているのです。外気温の影響を受けにくい室内空間を作っていることに他ありません。
ここでもし夜中も仕事しているときは、遠慮無くエアコンを付けるか、外気温が室温より低下した時点で窓を開けてあげれば十分室温は下がります。出勤の早かったこの時期6時に窓をOPENしただけでグラフが下がっております。早朝の妙な崖っぷちがそれにあたります。

また、断熱性能の違いが現れているのは「グラフの傾き」です。「傾き」とは読んで字のごとく、傾き加減のことで、斜め具合のことです。青の事務所は上がる時も下がる時も赤に比べ勢いがあります。もしこれが居住空間であればジェットコースタのようなスリリングな温度変化に対応せざるをえません(笑)逆に、赤は青に比べ穏やかです。ゴツゴツ尖った部分は、なにか人為的・機械的な工作が行われていることの現れです。が、総じて起伏が穏やかなので、そこにいる人は突発的な対応を求められることはあまりありません。外気温に影響されにくいということも意味しております。
(あくまでも、一般的な断熱のあるなしのはなしとして捉えて下さい)


岩村建匠の考える標準物件では、断熱性能・窓性能ともに上のグラフの場合よりスペックは上です。もちろんその差は、金額の差でもありますが、日常の穏やかな生活に良い結果をもたらしてくれるのです。

上のグラフの同じ日の、十文字の家のグラフがこちら
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前半(グラフ左側)はエアコンが効きすぎているのか低めですが、期間通して2℃の温度変化でしかありません。
こちらは40坪程度で、4kwのエアコン1台28℃設定ですが、サーキュレーター併用で十分快適温度です。肝心要の電気代は、先月7月はエアコンを我慢せずON&OFFで6月+500円程度。ほぼ誤差の範囲内です。
ちなみにグラフの中ほどの日中はエアコン無しの状態でもこの変化の無さ。テーブルマウンテンからの急降下の部分は、エアコンONでしょう。

・・・
ちなみに外気温のデータを入れてみると、よりわかりやすいです。そちらは、機会があればまた。
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by iwamurakensyo | 2016-08-24 19:50 | ローエネルギー  

気密測定技能者パスしました

気密測定技能者試験、パスしました。

これから気密測定を生業としていこうとはりきっておるわけではございません。気密測定に関わる知識をうるおぼえの又聞きで習得するのではなく、ナマのデータを知りたいと思いまして試験を受けてまいりました。
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そもそも気密測定とは、住宅などの建物の外皮(ガイヒ:外と内を区切る壁、屋根、床)の隙間がどのくらいあるのかを測定するということです。

「断熱はたくさん入れて欲しい」
「断熱スペックの低いものでは心配だよね」
「これだけ断熱入ってれば十分でしょ!」

と、会話の節々で登場するのですが、断熱材はもちろんのこと、隙間が不十分だと思うように断熱材の効果は期待できないのです。

詳しくはのちほど。
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by iwamurakensyo | 2016-08-13 09:51 | ローエネルギー  

境界はきっちりと

写真は、付加断熱105mm、大工手詰めグラスウールの施工。「雨降る前にタイベック!!」とリミット抱えつつも、「やるからにはきちっとやるべ」と、いっしょに仕事してる大工みんなが感じてくている一枚。
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良品をチョイスし設計値を作ることと、しっかりとした施工を行うことで素材のスペックを出来るだけ担保すること。「あったけ〜」っていう感覚を担保すること。

1棟の住宅が担う地球への配慮は、極論は置いておいて、今後必要であろう消費エネルギーをできるだけ抑えることだと思います。断熱材を有効に活用して、きっちりと境界を決めてあげることもその役割の一つです。そして、そんな「いえ」は自分だけでなく子どもたちへも繋いでいけるものになるはずです。
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by iwamurakensyo | 2016-05-13 03:34 | ローエネルギー  

家を建てる前に読んでみてはいかが?

どうも電子書籍なるものは、買った感がなくて苦手ですが、たまにAmazonのセール情報にひかれ、趣味のアウトドアや雑学系ムーをついついポチってしまうのですが、、、、

今日も、子どもの通院の付き添いの待ち時間に思わず読んでしまったのがこちら
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ちょっと題名が長いので、上の画像をクリックして下さい。kindle版です。自分はkindle持ってませんが、アプリで読めます。400円と手頃な牛丼感覚でふらっと読めます。
暖かい家に住みたい、新築したい・リフォームしたいとお考えの方が、「ほほう、なるほど」と思える内容です。(貪欲な知識を吸収したい方には物足りませんのであしからず)

この手のお手頃価格のやつは、なんだか胡散臭いのが大きがしますが、コレはちょっとちがいました。
ここにご紹介してしまうとそれだけで終わってしまいそうなくらい中身は濃くはありませんが、なにしろ青森市に焦点を当てている内容だけに、秋田・横手でも十分に感覚がつかめると思います。


(でもちょっと、内容と似たようなことを・・・・)

なぜおすすめしたいかというと、

「暖かい家に住みたい」とお話をいただく方のほとんどが、
「暖房器具は何にするんですか?」
「やっぱ薪ストーブっすか!?」
がメインのパワー勝負の話の質問からスタートします。

あと多いのが、
「あったかいのはオール電化でしょ」

というちょっと間違った認識。オール電化住宅にすればあったかいんですよね? みたいなこと。


1万カロリー超えの薪ストーブを導入すればあったかいのはさておき、「オール電化=あったかい」と思っているのはおかしいのです。

また、そういう方に限って意外と方々見学会などに参加されていて、色々な知識を持っていらっしゃることが多いです。「◯◯ホームの方がおすすめしていました」など、しっかり覚えていらっしゃいます。
ですが、「あったかかったよ」という感覚論は抜きに、上のような問をいただいた方には、「しくみ」を知ってもらって、結果だけでなく内容で判断してもらうよう、まずここを解説して、間違った部分の糸をほぐすところから説明に入ることが多いように感じます。



実例で言うと、

1 | 低炭素認定物件(Q値1.5、C値0.2) (自社物件)
暖房:(24h21~23℃設定)
調理器具:IH
給湯:灯油(エコフィール)
冬期間の光熱費は最高24,000円/月、最低およそ16,000円/月
※水道は別。


2 | ちょっと相談を受けた秋田県南の方
2014年築のオール電化住宅
初めての冬に電気代が80,000円超えを記録
それ以来、電気代の請求が怖くて、全館暖房は控えているとのこと。


1・2ともどちらも同じくらいの坪数、家族構成、全館暖房です。2の建物詳細までは聞いておりませんが、きっと断熱仕様と施工精度が異なっていると思います。


・・・・・・

というように、せっかくこれから何十年も住むという家に、住んでみてから「ちょっとがっかり」とならないように、ある程度は建てる前の知識を得ていたほうが自分の為でもあると思うのです。


住宅に費やすお金は月々のローン金額+光熱費です。
ローンのお金は住宅そのものへの投資額。光熱費はのほほんと過ごすために支払っている額。いわば、給料から吸い取られている代償みたいなもので、きっと行く先はきっとアラブとかどこかの富豪の投資マネーかも知れません。

って思うと、光熱費のためにお金を稼ぐのがたまらなく無駄なような気がしませんか?


・・・・
なんだか結局色々書いてしまいましたが、上の書物?電子書籍はさわりを知るにはちょうどよいものと思いました。ぜひご一読を。

もっと知りたい方にはまた、別の機会に。
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by iwamurakensyo | 2016-04-12 12:03 | ローエネルギー  

外を見るまでは。。。

いつもの様に目が冷めて階段を降りようとしたら、窓の向こうに見える景色がいつの間にか真っ白で、
陽気のおかげで高をくくって「もう雪なんて降らないだろう」と先週冬タイヤを夏仕様に変更したばっかりなのに、寝起きすぐに奥さまの分だけでもタイヤ交換でスタッドレスへ逆戻し…

で、何より驚いたのは、↑の前に「まさかで降っちゃったね−」というと、
「えっ、うそぉ」とハイテンションになる子どもたち。自分が言うまで家族は外の雪景色や外の寒さに気づいていなかった。みたいです。
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断熱バッチリの自宅は、自社設計初の壁断熱225mm厚。結果、測定されたC値は0.2(中間、完成)。そのおかげで、ほんとに外の環境変化から室内を守ってくれていることを実感しております。

天気が急に変わって雪になっても、外を見ないかぎり気づかないという、

「鈍感なやつだな〜」

と思われるかもしれませんが、ホントに窓についてるスクリーンを開けなければ気づかないほど室内が安定しているのです。もちろん冬は暖房しないと過ごせませんが、急に外気温が上下しても、ゆる〜くしか変化しないのです。

一例ですが、ここ一日の温度のグラフです。
緑がトイレで、オレンジが外の気温。
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ね。
詳しく書くと長くなるので、興味のある方はメール下さい。

岩村建匠E-Mail断熱住宅・家の燃費に関するお問合せ先はメールにて




朝起きて外も見ない家族は、ストーブもつけづに朝ごはんの支度をしたり、キャッキャッと遊ぶ子どもたち。ほんとのんきに暮らせる様になってしまいました(笑)



・・・・・
世の中、「使う電気は創エネでカバー」とか「太陽光発電を搭載した住宅にしようぜ!」という政策が突っ走っておりますが、断熱さえしっかりすれば暖房エネルギーも少しですむし、ちょっとの設備にお金をかければいいし、なにより緩やかな温度変化の漂う室内は、変温動物の人間にとってとても気楽に過ごせちゃいます。


反面、外気や天候の変化には鈍感になっちゃいます。猛ダッシュのタイヤ交換とならないよう、おそとは確認しましょう。という習慣が身につくのであります。(苦笑)



・・・・・
建てたんだけど、どう思うって話も頂きますが、正直、「せっかく買ったばかりの家に?」っておもうので、そこは判断しかねますので的確に言えません。調査依頼であれば、元コンクリートの劣化診断しておりました経験をいかし、なるべくフラットな立ち位置でアドバイスいたします。もちろん適正価格で^ ^
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by iwamurakensyo | 2016-03-25 08:38 | ローエネルギー  

NO電気day 160313の夜

NO電気day

冷蔵庫と金魚のブクブク以外は今晩は電気使えない
電池はOK
太陽光とか、手回しで電気作るのはOK(うちにはないけど)


あくまでも予定して起こっている停電なので、事前に充電できたりするところは緊迫感はありませんが、もし本当に停電になったらどうする?っていうシミュレーションを経験しておくことはとても良いことだと思います。大人だけだったら意外と今までの経験からどうにかこうにか対処できるものですが、子どもたちといっしょに過ごすとなると非常時には何が使えて、何が使えないかも知っておくのもいいことだと思います。

照明としての電気がスイッチ押せないルールだったり、もちろんテレビも携帯もパソコンも電源OFF。お湯も出ないのでカセットコンロで沸かしたお湯でタオルを濡らし体を拭く。晩ごはんも当然カセットコンロ。そこら辺はキャンプ慣れしている家族だという自負はあったのですが、場所が家となるとやはり問題も。
「残り物のお肉あるけど、換気扇使えないじゃん!外で焼く?」
「あ、ご飯が冷凍されてた!電子レンジ使えないんだ!」
「昨日のおかずあるけど、電子レンジ使えないんだ!」
電子レンジには相当普段からお世話になっているのがわかりました。

食後も子どもたちはテレビみたいがつけれない。
せっかくなので秘蔵の新聞で当時の読み聞かせタイムなのです。
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当たり前の明るい夜は、お金で買っているものであって、それすら買えないこともあるんだということを大人も子どももなんとなくでいいから感じることが出来た夜でした。

震災のあのとき、ホントに全く電気が使えなかった3日間。まだまだうちの子どもは小さく記憶は無いようですが、僕ら夫婦は、近所の人といっしょに発電機を共有したり、あの時のことは忘れちゃいけないことだと思っています。

あたりまえが一瞬で変えられるとだいたいパニックになりがちですが、趣味で続いていたキャンプ経験は大活躍でした。実際、動揺はほとんどありませんでした。もう電気ないんだっていう現実を目の当たりにして普段の生活はなんとかなるだろ。ただこの子のミルクはどうにかせにゃいかん。それだけでした。
「ランタンあれば大丈夫だね」
「カセットコンロでお湯沸かせばいけるよ」
「LEDのちっちゃいライト持ってトイレ行けばいいね」
米もカップラーメンもあったので大人は十分過ごせました。ただ夜は寒かったので居間でフリース重ね着して、そうそうに寝ました。


その経験は、今住んでいる家の設計に組み込んでおります。エネルギー源は電気・灯油ボイラー・薪ストーブとミックスしました。でも電気は重要に関わってるので使えないものがほぼ全てですが、薪ストーブは非常時大活躍の予想です。灯油ボイラーにしたのは、「うちはハイブリット車から電源引っ張ってボイラー動かしたよ」っていう人の体験談から、タンクにすら灯油があればどうにか風呂も入れるかもという思いからです。
家の断熱性能も大幅UPに挑戦するきっかけともなっています。天井300mm・壁225mmのグラスウールに包まれた家は、完成してみるとここがものすごく重要なんだってことが実感できています。外が暑くても寒くても、室内の変化は緩やかなのです。暖房効率がいいのは二の次で、そもそも安心できる温度をキープ出来るということが本当に嬉しく、お財布にも優しいなんていうことは実際に住んで分かりました。
事実、3/12、友人家族が集まって子どもたちがハチャメチャに駆けまわっていると、夜になって外気温は0℃近くまで下がるのに、室温はムンムンな熱気で寒さを感じない20℃近辺で維持出来ました。


実際本当に停電になった時は、のんきにしてはいられないのですが、本当にありえないことが起こることもあったという事実はものすごく記憶に刻まれています。


「やっぱり忘れちゃいけないことだから」と、あの頃のまだ寒い今時期に合わせてのNO電気dayなのです。さっき起きたばかりの子どもたちは、テレビ今日は見れるの?とかライトが明るくて怖くなかったよとか、感想は様々。やはりキャンプとは違い、家の中が暗いというのは心に響いているようでした。

今後も忘れないようにしていきたいと思うので、NO電気day、たまーに続けていきたい。


・・・・NO電気dayルール・・・・・
照明などののスイッチは入れちゃいけない
テレビ、パソコン、携帯触っちゃいけない(メモの写真は良しとする)
冷蔵庫と金魚のブクブクは良しとする
トイレは手動で流す
暗くなる前に学校の準備・宿題・丸付けは済ませておくこと
持ち歩いたライト類はちゃんとテーブルに戻す
食後はみんなでおはなしをする
子どもたちが就寝した後は、ルール解除とする
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by iwamurakensyo | 2016-03-14 05:56 | ローエネルギー  

ハニカムサーモスクリーンと窓の結露

結露といっても今回はちょっと意味合いの違うものです。ざっくり言えば、副産物として結露が出ちゃうというもの。
写真は今朝の我が家の窓の写真。ただでさえ忙しい朝に遊びだす輩は、もう自由にさせておいております。
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リビングなどの大きな窓の下は、冬になるとコールドドラフトが発生します。窓の下に座るとおしりが冷や冷やっとする、あれです。

そのコールドドラフト対策に、ものすごい効果を発揮するのが「ハニカムサーモスクリーン」というモノです。字のごとくスクリーンなのですが、構造がちょっと違います。横方向に空気の入った不織布のストローがダブルで配置されており、窓の冷気を防いでくれます。
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(↑写真はSEIKIより http://www.seiki.gr.jp/products/screen/honeycomb/)

寒さ対策にうってつけのこの製品なので、うちでも大きな窓に搭載して非常に重宝しております。
窓はYKK APW330のペアlow-e(今ではここだけケチらずトリプルにすればよかったと後悔しております)


夜はずっとハニカムサーモスクリーンを下げています。ほぼ窓の冷気はありません。全くと言っていいほどです。日中は吹抜けからの採光で十分なので、冬はほぼ閉めっぱなしです。雪山でハチャメチャなことをする輩を監視するときのみ開けます。


ですが、朝にスクリーンをオープンしてみる、窓枠廻りには結露が気になります。
「樹脂枠の性能が。。。」という話はここではおいときます。

ちなみに、寝室のAPW430も寝起き時は枠廻り結露します。換気能力では抑えれないほど、人からの水蒸気が寝室に充満しているのだろうと推測します。
それを思うと、断熱ガイドレールで囲まれているサーモスクリーンと窓との間の、湿度が上がるのでしょうか?


スクリーンをオープンし30分もすると、結露は消えます。

室温は21〜23℃、湿度は35〜45%くらい。外気は最近0℃です。


絵がかけるほど結露するわけではないので、それほど問題というわけではありませんが、事例としてご紹介までです。


というマイナス面?もあります。価格も安くはありません。
でも、わが家ではつけて良かった商品No.2です。暖房負荷の軽減とか室内快適性などを考慮すると、十分に元が取れる製品だと思います。窓のそばに居ても、ハニカムサーモスクリーンを下げている状態では、ぜんぜん嫌な冷気はありません。


「ハニカムサーモいいよね」「ぜんぜん暖かいよ」っていう話と同時に「結露対策で窓下開けてる」って話も聞きますが、そこはスクリーン下までしめてていいと思います。だって冷気は下からもれてくるので、開けてたら意味無いですし。寒いでしょうし。

どうしてもそれでも結露を解消したいというのであれば、やっぱりUw値の低い窓へ交換。YKKさんに樹脂枠の性能いいやつもっと普及させてよ、んで安く出してよと酸っぱく言う他ないですね 笑


・・・LIXILで5枚ガラスの窓でるようです。それはそれで良いのかもしれませんが、枠は追いついてくのか?一般人買えるの? 一般普及の樹脂+トリプルとかペアの価格で、5枚ガラス!だったら大歓迎ですが 笑
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by iwamurakensyo | 2016-01-21 08:51 | ローエネルギー  

エアコン暖房に切り替えて2日目に気づいた

まずはこちらをごらんください
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1日目 14℃台まで冷えきった室内から、エアコン暖房月間をスタート。
2日目 設定温度を2℃下げたが温度上昇中。(まだ良いデータではないですが)

上の図のグラフの前半(1日目)と後半(2日目)で、温度が2℃くらい上昇しております。(薪ストーブアクティビティはさておき)2日目、この暖房された室内に入るとそれ以上の感覚を覚えます。その違いを言葉で言うのはとても難しいのですが、しいていうなら「とっても暖かい」のです。1階の床に座ってしばらく仕事しておりましたが、昨日とは違ってぜんぜんひんやり感がありません。
表面温度を測定してみるとそれがわかります。1日目は気温20℃オーバーでも、壁温度は18℃以下でした。2日目は壁温度が23.4℃と、ほぼ気温と同じです。
つまりこれは、天井・壁・床・家具などからの輻射熱が体感に大きく左右しているのでは?ってことになります。

気温データをもっと詳しく見てみます。緑の1F吹抜けを注目します。
1日目はエアコンの温度制御が働き気温は上下しています。設定温度と実際温度が異なるのはここではおいておきます。もちろん2日目もエアコンの温度制御の波が気温に現れています。
この波の振幅の巾(上下の浮き沈み)が決定的に異なっているのがわかります。1日目は一旦高止まりすると、直ぐに下降し、0.6℃の範囲で制御されています。2日目は一旦高止まりしてもそのままほぼ維持されることが多く、0.3℃の範囲で制御されているのがわかります。このエアコン制御の気温の上下の巾の違いがエアコンの燃費にどう影響してくるのかまで詳しくはわかりませんが、間違いなく2日目の室温が安定しているのがグラフから読み取れます。
ちなみに2日目の今日、天気は雪orくもり空。外気温は8:00で-1.5℃、12:00で+0.5℃

ここで、放射熱(周りのモノの表面の温度)と体感できる温度の関係を思い出します

体感温度=(気温+放射熱)/2

この式に当てはめて、1日目と2日目の体感温度を比べてみると

1日目 (約21℃+壁18℃)/2=19.5℃
2日目 (約23℃+壁23.4℃)/2=23.2℃

気温差は23℃ー21℃=2℃上昇しているのに対し、体感温度が23.2℃ー19.5℃=3.7℃も上昇しています。さらにいえば、もし室内で裸(体温36℃)だとしたら18℃の壁に熱を奪われていた1日目に対し、2日目は23.4℃の壁に熱を奪われています。この5.4℃の差も大きいです。でかいですこれは。

夏休みのプールを思い出して下さい。プールが20℃以下は監視員さんすらいない赤いハタが入口に掲げられている日(だったような気がする)。プールが23.2℃の時は、調度良くはしゃぎまくって、帰ってバッタリ寝ちゃう日(だったような気がする)。5.4℃はこれくらい違うのです。
(熱伝達の話は長くなるので、また)

2度目ですが、室内にいる感覚は、全く温かいです。

以前、札幌の友人のアパートに泊まったことがありますが、外出の際に2台つけているヒーターの自分側の一つをOFFにしました。すると、「イワムラ!帰ってきたら死ぬぞ」といわれました。まさかほんとに死んじゃうことはないとは思いますが、常に外出すると鼻毛がピリピリする雪まつりの頃だったと思います。きっと「冷えたら、このぬくぬく感取り戻すの大変なんだぞ!」って意味だったのだと思います。

一旦冷えた室内を暖めるのもエネルギー的に一苦労だと思いますが、今日のグラフと実際の体感から、周囲のモノの表面温度がいかに体感気温を左右するのかがわかりました。以上、乱文乱筆失礼。

まだまだ、薪ストーブの家、エアコンだけ暖房の日はつづく。
(グラフにあるように、アクティビティの発生により時々薪ストーブが登場しますのであしからず)
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by iwamurakensyo | 2016-01-05 15:20 | ローエネルギー  

2日間の家の温度低下 2016/01

2016年はカレンダー事情により、あっという間のお正月休み。例年であればもうちょっと長く休暇を取れたはずなのに、物足いりない3日間に予定を凝縮させた濃厚な正月休みでした。正月休みボケすらおきないというか 笑


「長く家を空ける事」は自分にとっては「データ取りのチャンス!」という小さい楽しみだったりもします。良くも悪くも家族も興味ありげで、一同興味津々の毎日でした。今年はいつもより冷え込みも緩やかで、日中の気温が5℃といつもより温かいお正月となりました。とは言え、20℃近辺をキープしていた我が家にとっては内外温度差が小さくとも15℃。いくら断熱メインで低燃費住宅認定をクリアした家といえども温度が下がるのは見え見え。

こちらが、十文字にある我が家の年始の温度分布です。
オレンジが2階の本棚、緑が吹抜け部分です。
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こちらは、オレンジが外気温、緑が1Fトイレ窓下
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(注意!温度のレンジが異なってます。クリック拡大)

【結果】
一番低いトイレでも13.4℃、吹抜けは14.1℃。この時の外気温が一日を通してだいたい0〜5℃。
放置された家に入ってみた感想は、築25年の実家に比べ「さむ〜〜!」っていう感じはなし。車の荷物を出し入れしたりして動いている自分は、長袖一枚。すぐさまテレビにかじりついた子どもはジャケットを脱いでフリース着用。荷物の片付けに追われていた奥さまは着替えてシャツスタイルで、と言った感じでした。何をしているかで体感温度と着衣量はだいぶ違うようです(笑)
ただ、床(無垢フロア)も冷えきっているので座っていると段々と体温が奪われて寒いです。

ちなみに、この時の床下の温度は14℃くらいをキープしておりました。
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トータルで言うと、全くうれしい温度環境です。普段生活している人がいる実家(築25年)の大晦日の寝室はストーブ表示で「Low」を示していました。金魚も3日ぶりの餌をパクパク食べてくれました(笑)
天井300mm、壁225mm、基礎100mmの断熱性能と、トリプルガラスorペア+ハニカムサーモスクリーンの外皮(家の外周)性能のお陰です。内装と間仕切りとドアを削った甲斐がありました。



・・・測定条件の話

この期間中、真冬の停電時という設定で測定しました。金魚と冷蔵後を除き全てOFFの状態です。
常日頃思うのは、3.11の3日間停電から得た教訓です。FFストーブや石油ファンヒーターですら作動しない、あの毎日。もし連日猛吹雪で氷点下が連続していたら。。。しかも、もしあの震度5(横手)で屋根に雪が1.5mものっていたら、耐震性能の低い休暇は。。。二次災害は、相当なものだったと思います。避難するにも寒さはほぼ毛布か重ね着で凌ぐしか無いと思います。
あの3日、実家の温度は、家族が集まっていた居間では反射式ストーブを置いていたので10℃あったでしょうか?トイレは確実に5℃以下だったと思います。もちろん寝室も同じだったので、居間に布団をひいてみんなで寝ました。重ね着をして。ヒートショックはどうなのでしょう?

あの震災以来、家庭に反射式のストーブを買い直した家庭が多いと思います。忘れずに1タンク程度は灯油も買っておくべきでしょう。
はっきり言ってあのクラスの震災が頻発するとは思えません。しかしながら、あの時の教訓を小さい子どもたちへ伝えるためにも、子どもたちが後々あのような停電にあった時にジタバタしないためにも、備えはしておくべきだと思います。そして、もし自宅の温度がある程度安定しているのであれば、それだけで一時しのぎには十分な砦となると思います。

また、「省エネ、小エネ」とどこでも見かける言葉ですが、「=節約」だったりすることが多々あります。普段住む家の暖房などにとっては、「省エネ家電を導入」することが省エネの第一の選択肢ではありません。まずはじめに「冷めない家」にすることが第一だと思います。「省エネ家電導入=節約OK」という勘違いは、結局「電気代月10万かかるから2階は常にOFF」ってことになっちゃいます。折角買った家電も、これでは無駄遣いに終わってしまって、全くの浪費です。

先日うかがったとある新築宅がそうでした。寒いからと間仕切りを追加し、計画換気を締め切り、石油ファンヒーターで採暖。。。。せっかくだったのでサーモカメラで写したかったけど、そうするまでもなく「すごく綺麗なお宅だね」で終わりました。

寒い冬だからこそ、「自分の家の燃費」を体感しながらよく考えるチャンスだったりします。キャッチーなコピーに左右されて勘違いしないよう、よーく考えて下さい。

・・・
話題がブレブレにブレましたが、暖かい家が良いと思っているのなら、「熱を逃がさない」工夫に投資すべきです。それが非常時の温度低下を緩やかにしてくれたり、自分のおサイフ事情にも優しく響いてくるのです。

【追記】
本当は前1日も不在でしたが、薪ストーブとおてんとさんの影響で、室内温度が28℃となってしまったので、2016/01/01〜2016/01/04のデータと取り上げました。
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by iwamurakensyo | 2016-01-04 11:55 | ローエネルギー