<   2014年 11月 ( 5 )   > この月の画像一覧

 

わたくし、省エネ建築診断士というものです

何事も手もとにあるだけで満足な自分だけど、これはホントに価値ある一枚。省エネ建築診断士になりました。
f0084138_23332989.jpg



一年前はおゆうぎ会の為参加できず今年へ一年繰り越しになりました。おかげで参加できた紫波オガールでは、このIDカード以上の経験と良い交流の機会を得ることが出来ました。昨年のすっかり予定を忘れていた自分に頂いた「おゆうぎ会だけど、いくんだ?」という言葉のおかげですw

IDに恥じぬよう、我慢しない快適な低燃費住宅のアドバイザー兼設計通りの性能を施工できる施行者を目標に邁進していきたいと思う所存でございます。
と同時に、趣味も兼ねた焚火文化「火あそび」の布教活動もこっそり行いたい!
[PR]

by iwamurakensyo | 2014-11-24 23:48 | ローエネルギー  

上棟式

この時に合わせたとばかりに昨夜からの雨もすっかり通り過ぎ、お日様が顔を見せてくれた今日。220mm断熱の家の上棟式となりました。お集まりいただいた皆様、本当にありがとうございました。
f0084138_21324838.jpg

上棟式 木造軸組み、大工のメインイベント。屋根のてっぺんにある棟木が無事にセッティングされた日(棟が上がる日)、これからの工事の無事と、今後の建物の安泰を祈願し、棟梁が行う儀式。ってのが一般的な理解で、大工側から思う上棟式は、今まで設計図を基に軸組を墨付け・加工し、「ホントに合っているのだろうか?」「指示の間違いなく図面通りに組み終わるだろうか?」という不安を抱えていた今迄からやっと解放され、やっと安心できる日。さ、飲むべ!と心から言える日(イワムラ理解による)

今回は、本当にしっかりやってみようという今までの自分たちを試すラボ的要素もありありな物件のため、本来の上棟、棟上げの日とは異なる日となりました。軸組が工場でのプレカットが主流の今日、手刻みの頃の大工の不安はほぼなくなり、さらに段取りの良い現場でのクレーン作業では得意な形でなければほぼ1日~2日で上棟が可能です。ただそこに気密施工、先張りシート、下屋の付加断熱層への取次ぎなどなどをしっかり行おうとすると、そう単純にはいきません。進んでからでは後戻りできない部分が満載なのです。
といっても、しっかりやろうとすることを、当たり前にやれば問題ないはずです。そこが一番気がかりなのですが、ある意味今回は、供試体的な取り組みです。十分に検討を重ね実験してみたいと思いますw

f0084138_22133211.jpg

度々になりますがやっと上棟式を終えることができた今日、たくさんの方にお越しいただいた餅まきが出来て本当に最高でした。本当に大工一同、本音は一安心。安堵感たっぷりな事と思います。

私自身、土台据付から1週間。ツーバイ住宅(枠組み壁工法)の気密施工の遣り易さ、モノコック構造が防湿シートによる気密施工にもいかに合理的かとひしひしと感じました。
そしてこれから生まれる心配事は、防湿シートによる気密施工が軸組工法でのネダノン工法での気密施工のウィークポイントを本当に解消できるのだろうか?これから中間気密測定まで必死に取り組みたいと思います。いい環境を作るために。せっかくの断熱層の性能を十分に発揮させてあげるために。住宅の省エネを確保するために。低燃費住宅を約束した責任を果たすために。
[PR]

by iwamurakensyo | 2014-11-23 22:18 | 現場コラム  

弱点を減らすための先張りシート

1年半前の立案から繰り返される延期と変更の末、いよいよ現場は明日のレッカー作業に向けての準備段階です。あいにくの雨でしたが、この時期のことを考えると雪じゃなかっただけましかな。
f0084138_19293439.jpg


今回は、天井300mm、壁220mmの高性能GW16Kで覆われる高断熱仕様。単純に熱抵抗値で比較すると、現行の次世代省エネルギー基準と比べて、天井が1.97倍(7.89/4.0)、壁が2.63倍(5.79/2.2)の断熱性能です。ちなみに床は、基礎断熱で押出しポリスチレンフォーム100mm外張り。自らの設計施工では初めての取り組みとなりますので、とんでもなくドキドキしております(笑
で、この断熱材は繊維系の断熱材です。ふわふわの断熱材に含まれる空隙が熱を伝えにくくしてくれているのです。その断熱効果を十分に発揮してもらうために、すっぽりと断熱材を取り囲む必要があります。せっかく温度を保ってくれる空気に風がビュービュー入ってしまっては、冬の場合は保温力が落ちてしまいます。断熱材へ侵入する風(空気の流れ)をシャットアウトするためにもしっかりとした気密工事が必要となってくるのです。「倍も入れる必要なかったじゃん!」なんて悲しい思いもしてほしくないし、せっかくたくさん入れた断熱材に末永く効果を発揮していただきたいのです。

ということで、あとから絶対ウィークポイントになるようなところを楽に処理できるように、先行して気密シートを施工しております。

っていうところが、木造軸組み工法の嫌いなところです。その点、ツーバイ工法はこの写真の部分の先張りがいらないから好きです。(あくまでも気密工事にかかるわずらわしさに関して言えばですが。)ツーバイ経験者ぞろいの大工さんが集まっているのに、力不足による材料調達の都合など云々で挑戦できずにいたりします。。。
[PR]

by iwamurakensyo | 2014-11-18 20:07 | 現場コラム  

この時期の断熱のありがたみ

「住宅の断熱性能が向上すれば、健康にも良い。」
まやかしでもないし、ドラえもんがいるわけでもありません。
ベーターリビングのホームページから、そんな事が書かれたリーフレットがダウンロードできます。
ご興味ある方は、こちらよりダウンロードできます。
http://www.cbl.or.jp/slc/file/leaflet_1411.pdf

読んでいただければ、今の時期感じる断熱性能のありがたみについてほんわかとご理解いただけると思いますが、注目すべきはQの3つ目の円グラフです。このグラフは国交省製作とあるので、横手では実際どうなのでしょう?以前、確認申請の際に市役所に聞いてみましたが、「横手地域の断熱性のについての統計は無いと思います」のことでした。
ざっと、高度成長期の頃に建てられた住宅が大半を占めていると思われます、全くの無断熱住宅というのはなかなかないと思いますが、55年基準というのが大部分というところでしょうか。きっと裏面銀色で表面が茶色の紙に包まれたグラスウール50mm。この地域では、これはほぼ断熱の意味なしです。自信を持って言い切ります。この時期に、おなかを出して厚手の布団をかけてテントで寝ているようなものです。ウォームビズ洋品必須です。
グラフの5%がやっと羽毛布団をかけて寝てるようなところでしょうか?しっかり寝相良く寝れればいいのですが、うちの子みたいにバンザイしながらふとんが半分かかってないようでは、せっかくのお布団効果も台無しで、カゼひいちゃいます。あわよくば、寒さに気付かずおねしょの可能性も否めませんね。

住宅も同じです。せっかくの断熱がしっかりビッシリ入っていない、十分な性能の断熱が入っていても隙間風の通り道があれば、思った以上に熱が逃げてしまいます。さらに冷たい窓ガラスでは、結露でお絵かきが出来るほどだと思います。
築20年以上で「うちは断熱入ってるから、断熱入替えしなくていいよ」と、せっかくのリフォームの際にそういうお客様がいますが、もったいないことです。工事の予算は削減出来ますが、維持費の浪費を食い止めることはできません。絶えず外気の影響をまともに受けて冷やされている外壁側壁からの熱流出を食い止めるだけで、温度を一定に保つためのエネルギーがどれだけ削減されることでしょう。実際のデータに乏しいので詳しくは申し上げれませんが、今いるこの事務所を比較してみます。
f0084138_23185586.jpg

以前は、天井100mmグラスウール10kがのっかっていました。壁も同様。たぶんはふはふの隙間だらけだと思います。床は発泡スチロール的なものが40mm。現在は天井200mm、壁100mmのグラスウール16kが入っています。床はスタイロエース100mm。気をつけて袋入り断熱を施工しましたが、積極的に気密処理はしておりません。(もったいないことをしてしまったと思っています。)これでも以前から比べると、かなりの灯油量削減しています。
以前は、常にストーブ2台からMAXの温風が出ていても、キーボード打つ手は冷え冷えでした。今は、スタート10度から1時間もしないうちに20℃エコモードで安定します。因みに天井温度は19.3℃、壁は18度、床は17.3℃で、窓廻りは16℃です。およそ3℃のムラがあります。実際上着とスリッパが無いと寒いです。そりゃ、さらにもう一台追加で計2台のストーブを稼働させれば相当ぬくぬくすると思いますが、ストーブつけてもお金は稼げないので1台運転ですw 事務所だからまだ許せるこの状況です。

ここがもしまったくの無断熱だったら、夜にパソコンひらいて仕事しようなどと思うと、酒でも飲まなきゃやってられないかもしれないですねw
[PR]

by iwamurakensyo | 2014-11-13 23:32 | ローエネルギー  

冬支度と省エネの知恵

長い冬到来前の陽気ただよう今日このごろ。もう稲刈りシーズンも終わると「冬だな」と実感してしまうこの地域ではちらほらと冬支度が始まっています。
毎年恒例行事の冬囲いのお手伝いに行ってまいりました。
f0084138_23551755.jpg

横手ではこの玄関先のワンクッションがあると無いとでは、日々の雪かきが相当軽減される他、玄関戸からの冷気の侵入が思いのほか軽減されます。前者は豪雪地域に住むものとしての以前からの生きる知恵、後者はそれだけ玄関戸の断熱性能が低いということにほかなりません。少なくとも最近のそれなりの断熱性能を有した住宅と比較するとそう思っちゃったりもします。

一大工、一工務店としては逐一連絡を頂けて現場実務があることはうれしいことなんですが、ここら辺の対策は、根本的に建築計画を練る段階でそれなりにクリアできるような気はするんです。
いろんな意味で、なんかロス分もったいないな。と。
[PR]

by iwamurakensyo | 2014-11-09 00:02 | ローエネルギー