フィットするということ

フィットすることはとてもきもちいい

2014グッドデザイン賞のロングライフデザイン賞に無印良品の「ぶにょぶにょのソファ」(正式名称ではありませんよ)が選ばれていました。
http://www.g-mark.org/award/describe/41976
そして写真は今年のまだあったかいころの朝。早起きした娘の絵本を開く指定席。
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・・・
正直自分は使ってません。って、そんなこと書いちゃったらダメっぽいですが事実です 笑

うちではそんなに重宝されているわけではないこのソファ。ただ物置に追いやるまでにはいかず、なきゃなくてもいいけど、あれば便利なときもある。っていう頻度で愛用品にランクインしております。
主に子供の遊び道具と化し、ベット(自作)から飛び跳ねてソファに着地したり、走ってゴールしてソファにダイブしたり。一見破れそうな生地と破れてしまったら大変なことになりそうな発砲系のピーズの集合体ですが、少なくとも子供が生まれてからまだ一度も壊れておりません。意外と丈夫なヤツです。

使わなくなってしまったものや、ほぼ使ってないものなど、「買う」という行為までは一般論として「良いもの」であったとしても、「使ってみる」と「そうでもないもの」ということが一般的に多いように思います。購入までの見極めはもちろん最低限必要です。ただし、実際のところ、という使用感など五感で感じるところが良くなければ「使い続けたい良いもの」ではないように思います。

うちのぶにょぶにょのソファはどちらかというと後者の称号を獲得し、これからも部屋のどこかに居座り、誰かの欲を満たしてくれるはず。数年後、まだうちの部屋に鎮座していれば、選ばれしものとしての最低限の機能を果たしてくれている証拠です。

話は全く飛びますが、住宅もまさしくそうであると思います。しかも、なかなか使用感というところを購入前につかみづらいのが事実です。もちろん同じ仕様の住宅を見てみたり、内覧会に参加してみることでおおよそを知ることはできます。できれば同じ施工会社のつくった家に数日泊まって生活してみることがいいかもしれません。ただこればっかりは、親戚・知人などがいない限りなかなかできることではありません。設計者側を信用するしかないのです。自動車のように、全く同じ仕様の住宅が自分の土地に建築できることはまずないでしょうし、なかなか好みやこだわりで変更となるものです。

なので、どうしてもこだわりたいものであれば、計画段階で思いっきり設計側へ打ち明け、理解してもらう必要があります。「おまかせします」は後からの「後悔」につながりかねません。計画側も「一般的にはこうだろう」ばかりが全てではないはずです。少なくとも自分はそう思います。青臭い話ですが、どこまでプライベートに踏み込めるかが、理想の住まいに近づくカギのように思います。住まい手側のフィット感はそこにあるように思えます。
自分の提案している住宅も家具も、そうあってほしいと願っております。だから妄想に時間がかかってしまってすいませんってことが多々あります。。。本当であれば、自分が依頼者の方のお宅でせめて一晩×4シーズン過ごしてみたいくらいなのです 笑

と、この写真を見つけてひと妄想しておりました
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by iwamurakensyo | 2014-10-20 01:14 | エトセトラ  

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