神社の回廊修繕

築何年なのか?現役の神社部長さんの子どもの頃にはあったという神社の回廊の修繕が無事終了しました。移築らしく、本来の築年数は100年近いのかもしれません。
f0084138_1319535.jpg

今回回廊を全面的に交換したのは、移築後に変化した地盤、雪の重みで歪んでしまっていた為、今後の世代へ「負」を残したくないということで、自分たちの出来る範囲で今のうち直しておきたいということでした。更に素晴らしいのは、敷地内の木を製材し、ゆくゆく来るであろう修繕のために材を乾燥させストックしておいていたという、なんともお手本的な修繕例ではないかと思います。、

その長い先を見越した準備のおかげで、今回修繕に使うために今回手配した材は土台と柱3本(一部)。それ以外の柱、貫、床板、階段材は全て自前の秋田杉。余程の樹齢だったようで、木目がほぼ天杉のようで羨ましい材でした。
f0084138_1326238.jpg


社寺仏閣を除く最近の一般住宅では、同じ木造といえども新建材だらけのため、こういうメンテナンスは不向きなのでしょう。なかなか味わうことのない、本来、メンテナンスとはこうあるべきなんだろうなと教えてくれた良い経験でした。

多分これからはスカスカになった回廊の下に、次のために材がストックされていくのでしょうね。
[PR]

by iwamurakensyo | 2015-05-13 13:32 | 現場コラム  

<< 雪おろし対策工事に補助! 秋田県 撮影現場裏方の巻 >>